11月13日に行われたプロ野球合同トライアウトで元横浜DeNAの福地元春(28)・須田幸太(32)が参加し、打者3人に対して両投手とも結果を残した。
福地はまず先頭・松澤(巨人)をレフトフライ、続く吉村裕基(ホークス)も最速142km/hの直球でライトフライに打ち取る。
そして最後は藤沢(西武)を空振り三振に切って取り、トライアウトを3人で抑えるナイスピッチングで各球団にアピールした。
福地は今季19試合に登板し0勝1敗防御率5.64と課題のコントロールが克服できずに結果を残すことができなかった。
しかし左腕で最速151km/hのストレートを持ち、ダイナミックなフォームから打者の内角をえぐるクロスファイヤーの威力は抜群で、課題のコントロールさえ克服できればまだまだ十分にプロで通用する。
まだ28才と若く、このトライアウトでの好投がどこかの球団スカウトの目に届くのか。
2016年に中継ぎエースとして62試合に登板するなど、横浜初のクライマックス出場に貢献した須田幸太。まずは先頭の比屋根(ヤクルト)から空振り三振を奪う。
続く辻(巨人)を投ゴロ、鵜久森(ヤクルト)をセンターフライで3者凡退で抑え、自慢のコントロールは健在なところをしっかりとアピールした。
今季は19試合に登板し防御率7.59と結果を残せず無念の戦力外通告を受けてしまったが、環境が変わればまだまだ戦力になれるだけの力は持っている。このトライアウトではどこかの球団が獲得するだろう。
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