マレーロはオリックス残留、メネセスと競争か

オリックスは26日、退団が濃厚となっており去就が未定となっていたクリス・マレーロと来季の契約を結び、残留することを発表した。

年棒は今季の約1億1000万円から40%減の約6800万円(60万ドル)で1年契約と見られている。

2年目のジンクス

マレーロは2017年シーズンにシーズン途中加入ながら来日初ホームランはベース踏み忘れで幻に、その後日本プロ野球公式戦通算10万号ホームランを放つなど話題性も抜群、82試合で打率.290 20本塁打50打点を記録し、今季は開幕からフル回転を期待されていた。

しかし来日2年目となる今季、シーズン序盤こそ20試合で7本塁打を放つなど約シーズン50本ペースでホームランを量産するも、打率は2割前半と安定感を欠き、本塁打が出なくなった5月に登録を抹消される。

それからも調子は戻らず、何度も一軍に戻ってきては登録抹消を繰り返し5度の登録抹消を経験するなど68試合の出場で打率.201 11本塁打26打点と期待を大きく裏切る結果に終わった。

阪神と思いきや

シーズン終了後、マレーロは退団濃厚と見られていたが日本球界でのプレーを希望していた。

そういった経緯で新たに矢野監督が就任する阪神が獲得を調査しており、日本球界なら阪神だと見られていた。

と思いきや、浅村の獲得に失敗したオリックスはここにきて残留を発表。オリックスの長村裕之球団本部長は「2年間の経験は糧になる」と来季の逆襲を期待して再契約に踏み切った。

来季は外国人同士の競争

来季のオリックスの外国人は今季9勝のアルバース、来季7シーズン目を迎えるディクソン、来季3年契約の2年目を迎える今季25発のロメロ、残留が決まったマレーロ、そして来季からは3Aで23本塁打を放ち本塁打王とインターナショナルリーグMVPに輝いたメネセスが新加入し、この5人が4つの外国人枠を争う。

オリックスは先発投手陣が薄く、アルバース・ディクソンはほぼ確定。残り2枠をロメロ・マレーロ・メネセスで奪い合う形になるだろう。

ロメロは不振と言われながらも昨年の26本塁打と同様に今年も25本塁打を放つなど信頼は十分。
マレーロは春季キャンプから、メネセスと残り1枠をかけての競争が待っているだろう。