中日・ガルシアが退団へ、来季の去就は阪神?

2日、NPB(日本野球機構)から来季の契約を結ぶ権利を持つ保留者名簿が発表され、今季チームトップの13勝を挙げた中日のガルシア投手(29)が保留者名簿から外れたことがわかった。

今季年棒5000万から来季は複数年契約と年棒1億円以上を求めるガルシアと中日の交渉は難航し、最終的に条件面で折り合いがつかなかった。これにより、ガルシアは退団が濃厚となり去就は不透明となった。

上位3チームに強い!ガルシアの今季の成績は?

来日1年目の今季は27試合に登板し、13勝9敗 防御率2.99と好成績を残した。

7月までに10勝を挙げ、大瀬良(広島)や菅野(巨人)と最多勝争いを繰り広げていたが、夏場の8・9月に2勝4敗と失速しタイトル獲得とはならなかった。

ただ今年優勝の広島には3勝1敗 防御率2.88、2位のヤクルトは2勝1敗 防御率2.08、3位の巨人には3勝1敗 防御率1.80と上位3チーム相手に安定した投球を見せた。

特に左打者相手には被打率.174と得意にし、今年セリーグMVPの広島・丸からは、8打数1安打1四球6奪三振とほぼ完璧に抑えこんだ。

来季の去就は阪神?

今季最下位に低迷した阪神は、外国人のマテオ・ロサリオ・モレノの退団が決定しており、守護神ドリスも残留交渉を継続していくものの保留者名簿から外れるなど、現在残留が決まっているのはナバーロと呂 彦青のみである。(メッセンジャーは来季から日本人扱い)

新外国人のピアース・ジョンソン投手が合意間近となっているが、もしドリスが退団することになれば外国人枠を1つ余らせてしまうこととなる。

そういった背景もあり、阪神はガルシアの動向に注目を寄せている。

※ドリス選手の残留が決まり、外国人枠は一応埋まりましたが先発の駒は足りていないので、5人目の外人としての獲得の可能性は十分あると思われる。(12月14日更新)

ガルシアは阪神の救世主?

最下位に沈んだ阪神がガルシアを獲得すれば、来季の救世主となるかもしれない。

阪神は広島(10勝15敗)、ヤクルト(10勝15敗)、巨人(8勝16敗1引)の上位3チーム相手に28勝46敗1引と大きく負け越してしまった。特にチーム別防御率は広島:4.82、ヤクルト:4.32、巨人:3.95と投手陣が打ち込まれた。

もし今季上位3チームを抑え込んだガルシアが来季から阪神に加わることになれば、矢野新監督率いる来季の阪神は台風の目になるかもしれない。