第91回センバツ高校野球大会 注目選手!
今回紹介するのは
札幌大谷の柱・西原健太選手
プロフィール
北海道赤平市立豊里小1年時から軟式野球を始める。6年時には日ハムJr.チーム入りを経験する。
中学は自宅から電車で2時間以上かかる札幌市の札幌大谷中学に進学する。中学時代は札幌大谷シニアに所属し、3年時にはエースとして全国ベスト8を達成した。
<p.184キロ・90キロの恵まれた体格から放たれる最速142キロの速急には重みを感じる。
スライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としており、どれも高レベルだ。特にチェンジアップは落差が大きく打者を翻弄する。
西原健太の実力
高校入学後、1年春からベンチ入りする。1年時は主にリリーフとしてマウンドに立つがコントロールにバラツキが見られ、四球で崩れることが多かった。
2年春からはファーストとして出場する機会が増え、秋から4番・エースを任される。
北海道大会を初優勝するも防御率4点台と悔しい結果となてしまう。この時も球の質にバラツキがありコントロールが定まらず崩れてしまうことがあった。打者としては2回戦(滝川西戦)で左越えのソロを放つなど活躍した。
その後、札幌大谷大の神田幸輝監督のもとで投球フォームを修正し安定感をえた。
そのため神宮大会では素晴らしい投球をみせ初優勝を果たした。神宮大会1回戦(龍谷大平安戦)で守備の乱れもあり7回までに5失点(自責点1)するも奮闘し勝利を収めた。決勝(星稜戦)では星稜打線を1安打1失点に抑える活躍を見せた。
・神宮大会(星稜戦)
最後に
p>2年夏までは安定感がなく自滅してしまうタイプの投手だったがフォームを修正してから崩れることがなくなり攻略しずらい投手に成長しただろう。
さらに、この冬にどれだけ化けて来るのか楽しみな選手だ。