高校通算本塁打TOP10! 中田翔超えの怪物は今どこへ?ー通算107本 神港学園・山本大貴ー

早稲田実業の清宮幸太郎が高校通算本塁打を更新するまで、現在NPBで活躍する選手の記録を大幅に上回り100本以上もの本塁打で1位に君臨していた男がいる。

まず高校通算本塁打TOP10を見てみよう。

高校通算本塁打

本塁打数  氏名      高校
111本   清宮幸太郎   早稲田実業
107本   山本大貴    神港学園
97本    黒瀬健太    初芝橋本
94本    伊藤諒介    神港学園
87本    中田翔     大阪桐蔭
86本    大島裕行    埼玉栄
85本    横川駿     神港学園
83本    鈴木健     浦和学院
      中村剛也    大阪桐蔭
78本    田原伸吾    此花学院

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高校時代の山本大貴)

NPBで6度のホームラン王に輝いている中村剛也や、日本ハムの4番中田翔でさえも成し遂げられていない高校通算100本塁打に唯一、清宮幸太郎とともに2人だけ達成している男がいる。山本大貴。神港学園高(兵庫)で高校通算107本塁打を放った左のスラッガーである。もちろん今や球界を代表するスラッガーとなっているかと思いきやそうではない。ましてやプロの世界にも入っていなかった。

「 プロへ行くイメージがわかなかった」
高校卒業後、プロ志望届は提出せず、社会人野球・JR西日本へ進んだ山本さん。「仕事をしながら野球をできる魅力を感じた」のがその理由だ。

社会人野球時代の映像が残っている。

しかし、金属から木製バットになったことも少なからず影響したのか、社会人での出場機会は限られた。DHとして全国大会にも出場したが、残念ながら2016年で現役の引退を決め、現在では広島県のJR西条駅で駅員として勤務している。在籍4年、昨年限りでバットを置き、社業に専念する覚悟を固めた。
 高校時代、甲子園には出場しておらず、甲子園にでてくる投手からは打てる自信がなかったとも語っている。また、神港学園高校のグラウンドは狭いと言われていたこともあり、記録は107本だが、その辺りの不安材料もあってプロ入りは自分にはまだ早いと判断したのかと思う。