田沢純一投手(34)が、独立リーグ「ルートイン BCリーグ」の埼玉武蔵ヒートベアーズと契約した。
ルールの是非めぐる議論が再燃
田沢ルールとは、田沢がMLB入りした2008年に設けられた。
どのようなルールかといえば、日本のプロ野球チームのドラフト指名を拒否して海外のプロ野球球団と契約した選手は、海外の球団を退団後、一定の期間、日本の球団と契約が出来ないというもの。
大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間と定められており、田沢のケースでは、MLB球団を退団後、2年間は日本の球団と選手契約出来ない。
元同僚上原浩治氏も意見
「何のためのルールなのかと怒りを覚える。またの機会にもじっくりと書かせてもらうが、ポスティングシステムに対しても、同じく廃止すべきという考えだ。
田沢ルールに関しては、生まれ育った日本で野球をやってきたからといって、NPBがドラフト指名で優先する権利はない。田沢ルールは、メジャーに行きたいという選手の未来をつぶす弊害でしかない」
と意見している。
このルールがもしNPBのプライドや尊厳を守るために作られたのであれば、今すぐ撤廃してほしい。