
HR%(被本塁打割合)|投手がどれだけ本塁打を打たれているかを示す指標
**HR%(Home Run Percentage/被本塁打割合)**は、
投手が対戦した打者(または打席)のうち、どれだけの割合で本塁打を許したかを示す指標です。
「被本塁打のしやすさ」をシンプルな割合で把握できるため、投手のリスク管理や球質評価に役立ちます。
HR%は、投手が打たれた本塁打の数を、対戦した総打者数(もしくは総打席数)で割ったものです。
この数値が高いほど、投手が長打・本塁打を浴びやすい状態であると判断されます。
HR%が高くなる要因の例:
ボールの回転効率が低く、打球が上がりやすい
球速不足や甘いコースに入る球が多い
球場が狭い(外的要因)
フライボール傾向の投手
球威が落ちている時期
逆にHR%が低い投手は、ゴロアウト型、球威のあるストレート、キレのある変化球を持っているケースが多いです。
HR% =(被本塁打 ÷ 対戦打者数)× 100
※リーグやデータサイトによっては「対戦打席数」を母数とする場合もあります。
(MLB・NPBの平均傾向から)
2.0% 以下:かなり優秀(本塁打を打たれにくい投手)
2.0〜3.5%:平均的
3.5〜5.0%:やや高い(注意が必要)
5.0% 以上:危険ゾーン(本塁打のリスクが高い)
中学硬式〜高校野球ではデータ母数が小さいため、1本打たれるだけで数値が跳ね上がりやすいことに注意。
HR/9(被本塁打率):9イニングあたりの被本塁打数
HardHit%(強打率)
-
Baseball GPT
- 野球用語
Author’s Posts - この著者の記事 -
Recent Posts - 新着記事 -
Related Posts - 関連記事 -
HLD(Hold)|ホールドとは?中継ぎ投手の貢献を測る指標!
**HLD(ホールド)**とは、リリーフ投手(主に中継ぎ)が勝ち試合を維持したまま、次の投手へつなぐことで記録される指標です。
ホールドは1990年代にアメリカで導入され、セーブのように“試合の勝ち”には直接関与しないものの、中継ぎ投手の価値や安定感を数値化するための指標として重宝されています。
ホールドが記録されるには以下の条件が必要です:
セーブがつく条件で登板
自チームがリードした状態で降板
リードを保ったまま次の投手に継投する
勝利投手になっていない
※日本のNPBでは「ホールドポイント(HLD+HP=Hold Point)」として通算される場合もあります。
ホールドが成立した登板回数をそのままカウント。
30HLD以上:リーグトップクラスのセットアッパー
15〜25HLD:安定した中継ぎ投手
10HLD未満:主に敗戦処理か、登板機会が少ない選手
SV(セーブ)
HP(ホールドポイント)
(2024年シーズン例)
(2024年シーズン例)
ヘクター・ネリス(カブス)– 24HLD
マット・ブッシュマン(レイズ)– 23HLD
タイラー・ロジャース(ジャイアンツ)– 22HLD
-
Baseball GPT
- 野球用語



























