「縄跳び」は理想的な上下運動であり跳躍運動【連載コラムNo.3:内海哲也投手の元パーソナルトレーナー保田貴史】

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第3回目の今回は、〜「縄跳び」は理想的な上下運動であり跳躍運動〜 をテーマに実際に野球のプレーの中で数値化し、紐解いていく。

 

保田トレーナーは故障に苦しむ選手を数多く見てきた経験から、やはり少年指導の大切さを改めて感じた。

そこで、運動能力の基礎となる少年期に 自分の身体を思った通りに動かせるようにする をテーマに 感覚を磨くトレーニング を指導し、スポーツの未来発展を願っている。

トレーニング=技術向上 プラス、ケガをしにくい身体づくりになるように動作、身体、心を大切にしているトレーナーである。


〜「縄跳び」は理想的な上下運動であり跳躍運動〜

 縄跳びは理想的な上下運動であり跳躍運動。

内臓を支える筋膜や、手足の運動機能を司る内在筋が刺激され、消化や呼吸、毛細血管の拡張にも効果がある。

世にエクササイズは数あれど、ジャンプの連続エクササイズといえば、まずは縄跳び。

次に来るのはトランポリン、走る事。 走るというのは、片足ジャンプの連続運動にほかならない。

10分間の縄跳びは、およそランニング25分、スイム45分、ヨガ60分と同じくらいの運動強度になる。

 

ジャンプはかなりハードな運動です。

ウオーキングより速歩のほうがきつく、ジョグや階段昇降、ダッシュという具合に強度が上がっていく。

ジャンプはダッシュ以上にテンションの強い運動になりえる。

現代人は腹筋が弱いといわれ、その原因として体幹部の筋力不足が指摘されている。

縄跳びはこの対策としても効果絶大。

ジャンプの連続により胸郭の安定性が高まり、背中から腰部を支える脊椎起立筋も鍛えられ、さらにはハムストリングスにまで効果が及ぶ。

体幹部を支える重要な筋群で姿勢を保つ筋、抗重力筋を鍛える事ができる。

第二の心臓といわれるカーフ(ふくらはぎ)にも強い刺激がくる。

抗重力筋をくまなく鍛えるうえ、心肺機能もアップする縄跳びは最高のアイテムなのだ。

 

縄跳びは投球動作の練習にも

脚部のあらゆる筋肉を使った跳躍運動、そこにロープを回す手首、肘、肩などの関節と筋肉の運動を連動させる。

筋力だけでなく上半身と下半身を同時に動かすコーディネーショントレーニングとしても捉える事もできる。

更に、下半身を意識しながら上半身は力を抜き、連動させ肘から先を動かし、ロープを回す。

何かの動きに似ていませんか?

そうです、、、!投げる動きです。

投げる動きも、腕を振るのではなく 下半身を動かしながら、連動させ上半身を動かす、そこから伝わった力を使って 腕から先を走らせる。


まとめ

縄跳びは、 投球動作の練習としても考える事ができる。 つまり、投げ過ぎによる肩、肘の障害予防になりながら投球動作の練習もできる。 縄跳びは多彩な効果をもたらすトレーニングであるのだ。