努力と向上心で掴んだ日本のエース 山本 由伸
【4/6(木) 対ソフトバンク戦に今季初先発】
山本由伸が WBC後 1軍初登板を迎える。
チーム3連敗中、同一カード3連敗を阻止するべく、チームの絶対的エースが立ちはだかる。
今季から新フォームを試しているエースの真相を探っていく。
【新フォームの意図】
本人曰く 「体重移動」を意識してのこと。
確かに昨季までは、足を上げ、軸足に乗せる時間が長かった。
「体重移動の流れ」と言うように、今季のフォームは足を上げず すり足のような形の投球フォームに変更した。
昨オフから 体重移動を意識して調整してきた。
自主トレ時には「体重移動の部分をずっとやってきたので、多少フォームのリズムも変わってきたかなと思う」と本人も答えていた。
新フォームの意図としては「体重移動の流れの意識」と「高い向上心」「新しい感覚・いい感覚を取り入れる」という意図があるようだ。
【「高い向上心」と「変わること・批判を恐れないこと」】
昨季史上初の2年連続投手4冠を達成した日本を代表するエース。
そんな絶対的実績を持つ山本由伸でも常に向上心は忘れていない。その向上心こそが、日本のエースに上り詰めた理由なのだろう。
「去年の自分を上回る」と言う学生時代から自分に言い聞かせていたテーマをこの高い向上心こそが支え、成長のベースとなっている。
入団当時から「ウエイトをしない」「テイクバックの大きいフォーム」など 主流の野球理論から かけ離れた理論で、チーム内からも否定的な声もあった。
しかしそこは山本由伸。新しいトレーニング理論・体の使い方を入団後も学び、そして今の新フォームにも 体の使い方、体重移動などいろいろな部分で生かされている。
成長するには「高い向上心」と「変わることを恐れないこと」この大事な2点を身をもって示してくれている。
新フォームで挑む今季初登板も圧倒的なピッチングを見せてもらいたい。
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