前ページではオンプレーン数値の高いスイングを見てもらいました。
では 反対に オンプレーンの低いスイングとはどのようなスイングでしょうか?
そして オンプレーン数値が低いと出てくる問題点を解説していきます。
まず、オンプレーンの低いスイングはこのようなスイングです。
オンプレーンの高いスイングとの違いは
・スイング後ろ(ボールに当たるまでの時間)が短い
・インパクト後、手首が返るのが早い
大きくこの2点が挙げられます。
細かい違いはもっとありますが、大きなこの2点の問題点・デメリットを解説していきます。
1点目「スイング後ろ(ボールに当たるまでの時間)が短い」とは、タイミングが遅れても捉えられる範囲が狭くなる と言うことです。これにより タイミング・ミートポイントを前に置かざるを得なくなり、ボールを見る時間が短くなり、特に変化球の選球眼がかなり悪くなってしまいます。
2点目「インパクト後、手首が返るのが早い」について、手首が早く返ってしまうと 引っ掛けた打球が多くなります。また、インパクトしてバットにボールが乗っている時間が短くなるので、飛距離も伸びなくなります。
一度ここで オンプレーンが低いことの問題点をまとめてみます。
【オンプレーンが低いことの問題点】
・ボールを点で捉えるしかできなくなり、ミートする確率が下がる
・ミートポイントが狭く、選球眼が悪くなる
・ミートポイントを前に置くことになり、変化球への対応が難しくなる
・インパクト後にバットにボールが乗る時間が短く、飛距離が伸びない …など
オンプレーンが低いことは問題点しかありません!!
指導の記事でもっと詳細に解説しますので、そちらの記事もぜひお読みください!
以上が バッティング最重要項目「オンプレーン」の解説でした。
次回は、バット角度・アッパースイング度 の項目について 解説していきます。
【次回】フライボール革命「バット角度」・「アッパースイング度」