同ブロックのダークホース
今大会、初出場を果たす「チェコ共和国」。
日本と予選ブロックが同じで 予選から激突することとなる。
チェコ共和国のチームを見ていこう。
過去の戦績
チェコ共和国は欧州野球連盟に所属しているおり、WBCに限ると2013年から出場している。2013年・2017年と予選敗退ではあったが着実に実力をつけ、今回の2023年WBCに初出場を果たした。
日本との過去対戦は、2007年の北京五輪のプレ五輪で対戦し、相手の長打力の前に 日本は苦戦を強いられ 延長戦までもつれたが日本が勝利した。不気味な存在であることは間違いない。
主力メンバー
チェコ共和国の主力メンバーは
・「マーティン・シュナイダー」投手
・「マイケル・コバラ」投手
・「マレク・ミナリック」投手
・「マーティン・サーベンカ」捕手
の4名。各選手実績を積み上げてきている選手たちだ。
マーティン・シュナイダー投手は、予選ラウンド最終戦で先発し、7回途中1失点で最有力候補のスペインを破り チェコ共和国を初のWBC本線出場に導いている。消防士という裏の顔も持ち合わせた、「チェコ最強の投手」だ。
マイケル・コバラ投手、マレク・ミナリック投手の2投手は、MLB参加でプレーし、AAAでの登板もある。簡単に打ち崩せる相手ではない。
この投手陣を引っ張るのが マーティン・サーベンカ捕手だ。
MLBマイナー・韓国リーグなどで実績を積んでおり 昨季はAAAで7本塁打放つパンチ力も持ち合わせている。
その他、国内リーグでも実績を積んでいる選手も多く出場しているため、決して油断できる相手ではない。
韓国・日本 2強ブロックの「ダークホース」となり得るか
まだまだ発展途上のチームで、チーム力としてはまだまだではあるが、過去 延長戦まで持ち込まれた過去もあり、かなり不気味な存在だ。
日本も韓国も、簡単に勝てる相手ではない。
「チェコ最強の投手」と 実績を積んできた打撃陣はハマると怖い存在で、長打力や破壊力は ほぼ互角だろう。
球数制限などWBCの特別ルールなどに対応できるか、そこが勝負の鍵となりそうだ。
予選ラウンドでしっかり勝ち切って 決勝ラウンドに勢いをつけられるか、重要な1戦となる チェコ共和国対日本の試合にも注目したい。