【投球の基礎②】野球の基本の投げ方「オーバースロー」


球速の出やすいオーバースロー

前回は、野球における投球フォームは4種類あるとお伝えしました。今回は4種類あつ投球フォームのうちの1番ベーシックなオーバースロー について詳しく解説していきます。

・オーバースローとは?
投球時に地面と垂直に腕を出し、垂直に近い角度で上から投げ下ろす投球フォームです。野球では、オーバースローで投げる場面が数多く存在します。特に外野手は距離の長い送球が多いことから、オーバースローでの投球は欠かせません。

オーバースローのメリット・デメリット

メリット
・球威や球速が出やすい
・縦の変化をつけやすい
・上から投げるので角度があるボールを投げられる

デメリット
・肩や肘に負担がかかる
・腕を伸ばすので体に負担がかかる

オーバースローは上から振り下ろすような形で投球するので、重力を利用して投げることで球威や球速が出やすい投げ方であり、縦の変化(フォークや縦スライダーなど)をつけやすい投球フォームです。しかし、頭より高いところで投球するので肩や肘に負担がかかり、体にも負担はかかります。また、角度をつけようとしてしまい、通常より上から投げてしまうことでかなり体に負担がかかってしまうという悪い面もあります。

〜オーバースローの代表例〜

・ダルビッシュ 有 投手

・大谷 翔平 投手

・佐々木 朗希 投手

オーバースローで投球している選手を少し上げてみました。どの選手をとっても球速が速く、縦の変化球(フォークやスプリット)を決め球として持っている投手だということがわかります。また、身長が高ければ高いほど角度をつけることができるので、オーバースローは高身長な投手に多いイメージがあります。

次回は、投球フォーム スリークォーター について詳しく解説していきます。

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稲井田真尋

北海道函館大谷高校→北海道情報大学(札幌学生野球連盟)。高校では、1年秋からレギュラーで出場。投手・野手をこなすユーティリティープレイヤー。小柄ながら投手としては140km/h近い速球を投げ込む。1年以内に140km/h超えを目指し、選手とともに切磋琢磨する。4スタンス理論有資格者。
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カリキュラム詳細

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ストレッチ(Stretch)

独自のストレッチを取り入れています。怪我をしないようにすることはもちろんですが、関節の可動域を広げて野球のパフォーマンス向上につなげます。6種類のストレッチを毎レッスン時の初めに行います。ただストレッチをするのではなくしっかりと野球に繋げます。

打撃(Batting)

当スクールでは、打撃練習時に最新の測定機器「BLAST」を使用して指導を行います。スイングスピードやスイングの軌道などをデータ化・数値化することで一人一人に合った指導を行います。スイングが数値化されることにより、成長を目で実感することができます。

守備(Defense)

守備練習は、グラブの使い方や捕球時の基本姿勢などから指導を行います。毎回、「ショットドリル」という、グラブ捌きが上手くなる守備練習を行います。また、「MOTUS」という測定機器を使用し、投球時の肘の負担度合いや肘の角度を測定する機器を使用し投げ方の指導も行います。

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当スクールでは、打撃練習時に最新の測定機器「BLAST」を使用して指導を行います。スイングスピードやスイングの軌道などをデータ化・数値化することで一人一人に合った指導を行います。スイングが数値化されることにより、成長を目で実感することができます。

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