基本の守備理論
基本の守備理論は、やはり取りやすいバウンドで捕球する理論になります。
基本的にはショートバウンドか落ち際でボールを取ることになります。
その固定概念を覆す理論をご紹介します。
賛否両論(否の方が多い気はします…)あると思いますが、ぜひ読んでみてください!
ハーフバウンドの捕り方から送球まで
まずは、ハーフバウンド捕球の基本です。
基本的なボールへの入り方は 同じです。
ショートバウンド捕球する形と同じ形で捕球体勢に入ります。
(入る位置もほぼショートバウンド捕球と同じ位置)
打球がバウンドすると同時に、グラブを引きながら お腹〜胸の前で捕球します。
詳細はこの後解説しますが、この動きは 捕球から送球までの時間を極限まで短くするためです。
そのまま 胸の前で握り変えて送球します。
捕球の仕方の詳細解説
上記で「打球がバウンドすると同時に、グラブを引きながら お腹〜胸の前で捕球します。」と紹介しました。
その詳細と理論を解説します。
まず捕球したら握り替えをするのは当たり前ですよね。
握り替えをする位置を考えてみてもらうと分かりやすいと思います。
握り替えは胸の前で握り替えて送球します。捕球して胸の位置まで持ち上げてくる動きを打球の勢いを利用して時間短縮しようという理論です。
絶対的に、打球を取ってから手を動かすより 打球がバウンドして胸の前で捕る方が早いという考えからです。
極論、『ハーフバウンド理論』は、「捕ってから最短で握り変えて送球する」理論です!
上位レベルになれば、0.1~0.2秒を争う勝負となります。
勝負をかけたとき、落ち際で待って捕球し、送球してセーフでも、ショートバウンドで捕りにいって、握り変えに少し時間が掛かってセーフでも、ハーフバウンドをエラーしてセーフでも、どれでも同じ結果です。
その中で捕ってから投げるを最短にすることにより、アウトを取れる可能性を上げることがこの「ハーフバウンド理論」の目的です!