「TECHNICAL PITCH」とは?
「TECHNICAL PITCH」とは、センサーを搭載したモジュールが内蔵されている野球ボールと専用アプリケーションの総称である。ボールとアプリ間をBluetooth通信を行い、投球することにより球速や回転数、ボールの軌道など計6項目をデータとして測定することができる。「投球の見える化」によって、目視では確認できなかったものをデータとして確認することができ、一人一人に合った指導をすることができるようになった。
「投球の見える化」が可能となった野球ギア。
【TECHNICAL PITCH各種はこちら】
「TECHNICAL PITCH」で投球の見える化
「TECHNICAL PITCH」は、ボール本体が公認ボールと同じ仕様で作られているので、実際の試合で投げているのと同じ状況でのデータ計測が可能である。計6種類の計測項目が数値として出るので、何を向上すべきかが明確になるギアである。硬式球、軟式球(M球)、軟式球(J球)それぞれボールがあるので、自分に合った環境のボールを選択することができる。アプリで計測し、データも蓄積されて管理できるので、自分の成長を実感することができる。
「TECHNICAL PITCH」計測可能項目
「TECHNICAL PITCH」では6項目が測定可能である。「球速」「回転数」「回転軸」「球種」「変化量」「腕の振りの強さ」がある。
・球速 : 文字の通り球の速さを計測。
・回転数 : リリース時から捕球までのボールの回転数を計測。
・回転軸 : ボールが水平面に対して、どの角度で回転しているか計測。
・球種 : ボールの軌道や回転から球種を判別する。
・変化量 : 投げたボールの変化の度合いを計測。
・腕の振りの強さ : リリースする際の腕の強さを計測。
実際にTECHNICAL PITCHを使用し、投球した時の測定値は右記画像である。
これは1球ごとに測定されるデータである。アプリ上で履歴として過去の投球の内容を確認することもできる。
ボールをたった1球投げただけで、画像のように様々なデータを計測することができるのが「TECHNICAL PITCH」である。
測定値の詳細については、次回詳しく解説していく。
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