怪我防止だけではないMotusの活用方法
Motus Baseball の最大の利点としては 「怪我を事前に防ぐ」ことが挙げられる。
それに加えて、「フォームの矯正」に活用することができる。
今回は その「フォーム矯正」について解説していく。
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フォーム矯正に活用
「フォーム矯正」について 活用するデータとしては
・アームスロット
・アームスピード
のデータを活用してフォーム矯正をしていく。
Motusを使ったフォーム矯正は、正しい形に矯正するものではなく
「毎回同じフォームで投げられるように」矯正していくこととなる。
そのデータの活用の仕方について解説していく。
同じ腕の角度で投げること
まずは、腕の角度を毎回同じ角度で投げること、これを矯正することで、格段とコントロールが良くなる。
この腕の角度の測定結果が「アームスロット」で表示される。
1球1球 この数値を意識して投げることにより、腕の角度を強制していくことができる。
「アームスロット」が毎回違うと、コントロールが安定させづらくなり、結果として、投球が苦しくなることが多い。
数値を安定させることこそ 制球力向上に大きく関係してくる。
同じ腕の振りで投げること
次に使う数値が「アームスピード」だ。これは腕の振りの速さを示している。
腕の振りが違うと、真っ直ぐと変化球を見分けられやすく、変化球のキレや変化量にも大きく影響してくる。
真っ直ぐ以上に変化球は腕を振るイメージの方が対するバッターとしては嫌なイメージがあるだろう。
真っ直ぐと変化球 同じ腕の振りをできることで、真っ直ぐ・変化球ともに生きてくる。
真っ直ぐには差し込まれやすくなり、変化球には対応されづらくなる。
このアームスピードが投球の幅を広げるのに重要視する数値と言っても過言ではない。
今回は、Motusの数値を使ったフォーム矯正を解説したが、まずは正しいフォームを身につけて、怪我のリスクが少ないフォームを作っていくことが重要である。