【第8位】1985年 決勝|取手二 vs PL学園 |
-桑田・清原“KKコンビ”に挑んだ、公立の星の奇跡-
目次
1985年の夏――
甲子園決勝に登場したのは、全国制覇を目指す超高校級軍団「PL学園」と、茨城の公立校「取手二高」。
誰もがPLの優勝を疑わなかった。
なぜなら、そこにはKKコンビ=桑田真澄と清原和博がいたから。
しかし、その常識を打ち破ったのが、公立の知将・取手二だった。
これは、“逆転劇”というより、“全力の奇跡”だった。
大会名: 第67回全国高等学校野球選手権大会(1985年)
日付: 1985年8月21日(決勝戦)
対戦カード: 取手二高(茨城) vs PL学園(大阪)
試合結果: 7-4で取手二が勝利し、初優勝
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PL学園は、当時圧倒的な戦力を誇っていた。
エース:桑田真澄(3年)
4番打者:清原和博(3年)(この夏の甲子園で通算6本塁打)
全国の高校生が憧れ、恐れた“スター集団”に対し、
公立の取手二は一丸となって「作戦」で挑んだ。
試合は序盤、PL学園が主導権を握る。
しかし、取手二は足とバント、揺さぶり、徹底マークでPLを追い詰める。
特に、
清原に対する敬遠+外角攻め
桑田の球をとらえる右打ち中心のコンパクトスイング
そして終盤――
7回、8回で一気に逆転。最後まで集中力を切らさず、逃げ切った。
甲子園の決勝で、PLに土をつけた唯一の公立校。
それが、取手二。
この勝利は、“スターへの反逆”ではなく、
高校野球の原点である「チームで勝つ」ことの象徴だった。
選手ひとりひとりが役割を全うし、
作戦を遂行し、仲間を信じて戦った――その結晶が「奇跡の優勝」だった。
名勝負ランキング第9位は――
👉 2007年 佐賀北 vs 広陵|“逆転満塁弾”が起こした、甲子園最大の奇跡
無名の公立校 vs 名門私学。
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