
鈴木誠也、メジャー最速ペースで打点王争いをリード!日本人初の快挙とその凄さ
カブスの鈴木誠也外野手が、2025年シーズンのMLBで圧倒的な打点ペースを記録し、両リーグトップに立っています。5月29日時点で鈴木は52試合に出場し、打率.273、14本塁打、そして51打点を記録。この「51打点」はメジャー全体でダントツのトップであり、まさに「打点王」の勢いです。
鈴木は5月28日(日本時間29日)の本拠地・ロッキーズ戦で「3番・DH」として出場し、初回1死一塁の第1打席で先発右腕・ゴードンのスライダーを左中間フェンス直撃の適時二塁打に仕留めました。このプレーで先制点を奪い、自身の今季打点は51となりました。試合終了時点で鈴木の打点はメジャー単独トップ。チームもこの1点が決勝点となり、2-1で勝利しています。
9試合連続安打
今シーズンの鈴木は、9試合連続安打と好調を維持し、2試合連続で先制打を放つなど、まさに「勝負強さ」を発揮しています。3回2死二塁の第2打席は遊ゴロ、6回先頭の第3打席は四球、8回1死一塁の第4打席は併殺打となりましたが、今季通算で3打数1安打1打点1四球。打率.273、OPS.902と安定した成績を残しています。
日本人初メジャー最速50打点到達
さらに注目すべきは、日本人選手として初めて「メジャー最速で50打点」に到達したことです。鈴木はチーム55試合目で50打点に到達し、これまでの日本人選手の記録を大きく塗り替えました。昨年、日本人最多となる130打点を記録した大谷翔平が50打点に到達したのはチーム76試合目だったことを考えると、鈴木の快進撃がいかに凄まじいかが分かります。
シーズン147打点ペース
また、シーズン147打点ペースという数字も驚異的です。これまで日本人選手でシーズン100打点を超えた選手はごくわずかであり、鈴木のペースは歴代最多に迫る勢いです。過去の自己最高は2023年の74打点ですが、今年はそれを大幅に上回る記録が期待されています。
日本人が打点、本塁打の2部門タイトルのTOPに
鈴木の活躍は、カブス球団にとっても快挙です。1920年以降、カブスの選手で51試合出場で50打点以上を記録したのは、2005年のデリック・リー以来、20年ぶりの出来事。まさに「球団歴史に残る快挙」と言えるでしょう。
さらに、今シーズンの鈴木は週間MVPにも選出されるなど、チームの勝利に大きく貢献しています。先週はマーリンズ戦で2ラン含む3安打4打点、レッズ戦では8回に13号3ラン、翌日も14号決勝3ランを放つなど、25打数12安打、打率.480、3本塁打、10打点と爆発的な活躍を見せていました。
鈴木の活躍は、日本人として初めて「メジャー最速で50打点」に到達しただけでなく、シーズンを通じて打点王争いをリードするという、これまでにない快挙です。また、同じ時期に大谷翔平が本塁打王争いをリードしていることもあり、日本人選手がメジャーで2部門のタイトルを争うという史上初の状況にもなっています。
鈴木誠也の今季の凄さは、「メジャー最速で50打点」「シーズン147打点ペース」「球団20年ぶりの快挙」「日本人初の快挙」「週間MVP受賞」など、枚挙にいとまがありません。さらに、チームの勝利に直結する勝負強さや、長打力と安定した出塁能力も評価されています。
今後も鈴木はカブスの中心打者として、さらなる記録更新とチームの優勝争いに大きな期待が寄せられています。日本人選手がメジャーでここまで活躍する時代が来たこと自体が「夢のようだ」とファンの間でも話題になっており、今後の活躍から目が離せません。
まとめると、鈴木誠也の今季の打点は「メジャー最速・両リーグトップ・球団20年ぶりの快挙・日本人初の快挙・シーズン147打点ペース」と、まさに「凄い」の一言に尽きます。今後のさらなる活躍に注目です。