日本人MLB選手第900号HR
アメリカ・メジャーリーグ(MLB)のシカゴ・カブスで活躍する鈴木誠也選手が、現地5月12日(日本時間13日)、本拠地でのマーリンズ戦に「3番・レフト」で先発出場し、5回に10試合ぶりとなる今季10号2ランホームランを放ちました。
鈴木選手はこれで4年連続の2桁本塁打。日本人選手でこの記録を持つのは、現役では大谷翔平選手だけで、過去の松井秀喜選手も達成していません。
また、このホームランは日本人メジャーリーガー全体で通算900本目のホームランという節目の一発でもあります。
5回の2ランホームラン、その内容は?
試合はカブスの本拠地リグリー・フィールドで行われ、5回2アウト2塁の場面。鈴木選手はフルカウント(3ボール2ストライク)から、相手左腕ベネジアーノ投手の時速約150kmの速球を完璧に捉え、打球速度約172km、飛距離126メートルの弾丸ライナーでレフトスタンドにホームランを叩き込みました。
この一打でスタジアムは大歓声に包まれました。
打撃不振からの復活
実は鈴木選手、5月1日(日本時間2日)のパイレーツ戦で2打席連続ホームランを打って以降、9試合で40打数4安打とスランプ気味でした。しかし、この日のホームランで復調の兆しを見せています。
今季の成績と今後の期待
5月12日終了時点での今季成績は、打率.243、10本塁打、34打点、OPS.705。
特に打点はナショナルリーグ1位タイと好調です。
過去3年の本塁打数は14本、20本、21本と着実に成績を伸ばしており、今季はさらに多くのホームランが期待されています。
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