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2006年の夏。
高校野球第88回大会は、文字どおり**“歴史を塗り替える2日間”**となった。
決勝戦は、2連覇を狙う王者・駒大苫小牧と、エース斎藤佑樹を擁する早稲田実業。
“東西のエース”がぶつかり合い、延長15回で決着つかず再試合へ。
当時リアルタイムで観ていた誰もが、テレビの前から目を離せなかった。
これは、**高校野球の頂点に立つ“魂の激闘”**であり、
球史に残る「Wエース伝説」のはじまりだった。
大会名:第88回全国高等学校野球選手権大会(2006年)
対戦カード:駒大苫小牧(南北海道) vs 早稲田実業(西東京)
場所:阪神甲子園球場
結果:延長15回引き分け → 再試合(翌日)で早稲田実業が優勝
▶️ 斎藤佑樹(早実)
帽子の下からのぞくハンカチで、汗を拭う仕草が話題になり“ハンカチ王子”と呼ばれた。
だがその名に反して、プレースタイルは冷静沈着・鉄の精神力。
1回戦から一人で投げ続け、準決勝・決勝も全イニング登板。
▶️ 田中将大(駒苫)
前年優勝校の大黒柱。球威のある直球と落差あるスライダーを武器に、
東北勢として初の連覇を目指した。表情に出さぬ強気のマウンドさばきが印象的。
📝この2人が、延長15回の最後まで投げ合った――。
初回から引き締まった展開。両者ともに譲らず。
終盤9回、早実が1点を勝ち越すが、駒苫がその裏に同点に追いつく。
そのまま延長へ――。
15回を終えて1-1、勝敗つかず再試合に。
「甲子園決勝の引き分け再試合」は、実に37年ぶり。
試合後、斎藤はマウンド上で深呼吸しながら静かに帽子を取った。
その姿に、球場が沸いた。
勝者・斎藤、敗者・田中。
だが、この試合に「敗者」は存在しなかった。
一球ごとにスタンドが沸き、全国が祈った。
再試合になっても尚、熱は冷めなかった。
「この試合をリアルタイムで観れたことが幸せだ」と語る人が、今も多い。
そして斎藤も田中も、その後プロで活躍し、WBCでも再会することとなる。
“青春の続き”が、そこにもあった。
次回の名勝負ランキング第2位は――
👉 1998年 横浜 vs PL学園|延長17回、松坂大輔の伝説の1日
乞うご期待!
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