目次
ダブルプレー(DP:Double Plays)の概要と重要性
2.定義・概要
ダブルプレー(DP)は、守備側が一つのプレーで2つのアウトを取ることを指す。特に、ゴロを処理しての併殺(ゲッツー, 6-4-3や4-6-3など)や、ライナーを捕球後に塁に戻れなかった走者をアウトにする併殺が代表的。守備の堅さを示す重要な指標の一つ。
3.詳細説明
ダブルプレーには以下のような種類がある:
ゴロ併殺(Ground Ball Double Play)
- 例: 6-4-3、4-6-3、5-4-3 など(遊撃手→二塁手→一塁手)
- 二塁または一塁をフォースアウト後に、一塁への送球で二者目をアウト
ライナー併殺(Line Drive Double Play)
- 例: 4→3(セカンドライナー→一塁走者が戻れずアウト)
- 飛球を捕球後、塁に戻れなかった走者を刺す
三重殺(トリプルプレー, Triple Play)
- 稀に発生する、一つのプレーで3アウトを取るケース
ダブルプレーは、特に内野守備の連携と送球精度が重要な要素となる。
ダブルプレー数(DP)は、公式記録として以下のようにカウントされる:
DP = 守備側が成功させたダブルプレーの回数
主に、チーム単位または個人(内野手)単位で記録される。二塁手や遊撃手は特に多く関与しやすい。
- チームの年間DP数:100〜150回が一般的(シーズン162試合の場合)
- 個人の年間DP関与数:二塁手・遊撃手なら60~100回程度が優秀な水準
6.関連項目
- PO(Putouts, 刺殺):アウトを記録するプレー
- A(Assists, 補殺):他の野手のアウトを助けるプレー
- FP(Fielding Percentage, 守備率):守備の総合的な指標
- DPS(Double Play Success Rate, 併殺成功率):ダブルプレーチャンスに対する成功率
- 菊池涼介(広島東洋カープ) – 二塁手として数多くのダブルプレーに関与
- 源田壮亮(埼玉西武ライオンズ) – 遊撃手として守備範囲の広さと送球精度が強み
- 井端弘和(元中日・巨人) – 併殺プレーの名手
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