目次
FE(Fielding Errors)|守備のエラー数を示す基本指標
2.定義・概要
FE(フィールディングエラー)とは、守備中に記録される失策の数のこと。
野手がプレー中にミスをし、進塁や出塁を許した場合に記録される。
3.詳細説明
エラーとは、本来アウトにできたであろう打球やプレーにおいて、
捕球ミス・送球ミス・落球などによって失敗し、ランナーの進塁や出塁を許した場合に記録されます。
FEは主に守備の安定性や技術の評価指標として使用されますが、
守備機会の多い選手ほどエラーも増えやすく、一概に守備が下手とは限らない点に注意が必要です。
エラー数をそのままカウントしたもので、特に複雑な計算式はありません。
スコアラーの判断によって記録されます。
FEが少ない:守備が安定している、堅実なプレーヤー
FEが多い:守備範囲が広い反面、ミスもある/不安定なプレーヤー
(※ポジションによって基準も異なります)
6.関連項目
FPCT(Fielding Percentage):守備率
DRS(Defensive Runs Saved):守備で防いだ得点
UZR(Ultimate Zone Rating):守備範囲と失点防止力の指標
Assists(A)、Putouts(PO)
(2024年シーズン例)
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源田 壮亮(西武):12失策
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中野 拓夢(阪神) : 11失策
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坂本 勇人(巨人) : 10失策
※守備機会が多い選手も含まれるため、必ずしもマイナス評価ではない
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ):15失策
グレイバー・トーレス(ヤンキース) : 14失策
フランシスコ・リンドーア(メッツ) : 13失策
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