OPSは、出塁率(OBP)と長打率(SLG)を組み合わせた指標で、打者の攻撃力を総合的に評価することを目的としています。出塁率は打者が四球やヒットなどで塁に出る頻度を示し、長打率は1打席あたりに打つヒットの質(シングル、二塁打、三塁打、ホームラン)を評価します。これらを足し合わせることで、打者の全体的な攻撃力を表現できます。
定義
出塁率(OBP)と長打率(SLG)を合計した打撃指標で、選手が出塁する能力と長打を打つ能力の両方を評価するためのものです。
算出方法
OPS = 出塁率(OBP) + 長打率(SLG)
出塁率(OBP)=(安打 + 四球 + 死球)÷(打数 + 四球 + 死球 + 犠飛)
長打率(SLG)=(塁打数)÷(打数)
数値の目安
一般的に、OPSの目安は次の通りです:
1.000以上:超一流
0.900〜0.999:非常に優秀
0.800〜0.899:優秀
0.700〜0.799:平均
0.600〜0.699:低い
使用例
「この選手はOPSが0.950なので、出塁率も高く、長打力も優れていることが分かります。」
関連用語
出塁率(OBP)、長打率(SLG)、wOBA、RC(得点創出力)
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