2023年3月開業予定の新球場「エスコンフィールド北海道」。
その新球場で、問題になっているのが 「ホームベースからバックネットまでの距離」。
公認野球規則では、球場の設定のうち、ホームベースからバックネット側にあるフェンスやスタンドなど、プレーの妨げになる施設までの距離は「60フィート、18.288メートル以上を必要とする」と規定されている。
エスコンフィールド北海道の距離は 約15m。その差は約3mとなっている。
この3mで日本野球機構とプロ野球12球団による実行委員会で協議されている。
他球団の本拠地の距離はというと
札幌ドーム:24.5m 横浜スタジアム:23.8m 明治神宮球場:19.6m ZOZOマリンスタジアム:19.0m
ベルーナドーム・阪神甲子園球場:18.4m
楽天生命パーク・東京ドーム・バンテリンドーム・京セラドーム・PayPayドーム・Mazdaスタジアム:18.3m
野球規定:18.288m
エスコンフィールド北海道:約15m
となっており、最新の球場 Mazdaスタジアムでも 18.3mあり、 その短さが一目でわかると思う。
その上で 野球の発祥 アメリカMLBを見てみよう。
アメリカを見ても
フェンウェイ・パーク・セーフコ・フィールド・エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムなど:18.4mなど、
軒並み18.288m未満の球場は少ない。
MLBの球場にくわしいAKI猪瀬さんは、
「アメリカのボールパークは、15メートル規模のバックストップまでの距離が非常に短い球場がたくさんあります。あれだけ美しいボールパークができあがったんだから、ここは許容できるものだと思います」 と話した。
この規則を日本で 許可するのか、今までの日本規定通り18.288m以上に 作り直すのかが今後 注目される。