安定するスリークォーター
前回は、野球の投球フォームの基本である「オーバースロー」について、詳しく解説しました。今回は一番安定すると言われている「スリークォーター」について詳しく解説していきます。
・スリークォーターとは?
スリークォーターは、3/4という意味です。3/4 つまり斜め45度の高さで腕を振る投球フォームです。野球において一番スリークォーターで投げている方が多いです。初心者の方に一番おすすめをする投球フォームです。
スリークォーターのメリット・デメリット
メリット
・コントロールが安定しやすい
・横に変化する変化球を投げやすい
・肩や肘への負担が少ない
デメリット
・スリークォーターの投手が多く存在する
・スリークォーターに慣れている
スリークォーターは斜めの角度から投げる投球フォームで、一番ベーシックな投球フォームです。他の投球フォームと比べて~体への負担が少なく、安定した投球フォームで投球することができるので、初めて野球をやる方には特におすすめです。また、スリークォーターはスライダーやカーブなど横の変化球の変化量が増すというメリットもあります。体への負担が少なく、安定した投球フォームなので一番多い投球フォームとも言えます。そのため、打者はスリークォーターという投げ方に慣れてしまっているというデメリットもあります。
〜スリークォーターの代表例〜
・ 山本 由伸 投手
・菅野 智之 投手
・戸郷 翔征 投手
スリークォーターで投球しているプロ野球選手を少し挙げてみました。上記で挙げた3名の投手は、ストレートも良いですが、特にスライダー・カーブが安定しており変化量も多いと感じます。スリークォーターのメリットでお伝えした「横に変化する変化球」を投げやすいというメリットに繋がります。また、基本的には安定したピッチングをしていることから、スリークォーターの特徴に当てはまっていることがわかります。怪我の負担が少なく安定した投球をすることができる「スリークォーター」は、
次回は、投球フォームサイドスローについて詳しく解説していきます。