
大谷翔平、いよいよ二刀流復帰!
あの日から663日。右肘手術を経て、大谷翔平がついにマウンドに帰ってきました。 ドジャース-パドレス(日本時間 2025年6月17日(火)ロサンゼルス) ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、663日ぶりに投打の「二刀流」での復帰となり、試合には【1番・投手兼DH】で先発出場。 投手の登板は、2023年8月23日レッズ戦以来、663日振りとなります。 1回表、マウンドに立った大谷は、慎重かつ鋭い立ち上がりを見せます。 初球から99マイル台を連発し、1球1球に込めた意志のようなものがビシビシと伝わってきました。 打者3人目には100.2マイル(約161km/h)を記録。術後とは思えない球速に、現地解説者も「まさに超人だ」と驚きを隠せない様子でした。 1回を投げ2安打1失点となりました。 直球の最速は100・2マイル(161km/h)を計測し、わずか28球でマウンドを降りた。 たった1回28球の中に詰まっていた“今の大谷” この日の登板は「完全復活アピール」とはまた違った意味を持ちます。 球数制限は事前に予想されており、28球で降板したのは予定通りとも言われています。それでもその28球の中に、“今の大谷翔平”がぎっしり詰まっていました。 ・フォーシーム(直球)は力強く伸び、球速は全投球中トップクラス・スプリットやスライダーは制球重視、バットの芯を外す投球・1球ごとに丁寧な間を取り、マウンド上で冷静に状況を整理 実戦から離れていたとは思えない、見事な「投球の設計力」と「メンタルコントロール」。まさに“大人の投球”でした。 今後の登板に期待 大谷翔平の完全復活は、まだ始まったばかり。今回の登板で「実戦感覚」「球速」「制球」など、ポジティブな要素は数多く確認できました。 次回以降、どこまで球数を伸ばしていくか。投打両方でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか——。 世界中が注目する「完全復活ロード」に、これからも目が離せません。 野球スクールが運営する中学クラブチーム体験回のご案内